もう1週間かと思ってカレンダーを見たら、やり忘れていたことに気が付き冷や汗をかいた。
今も内心ドキドキだけどどうにもならないので一旦30分logを書く。
◎読むYom
実家の本棚にあって何気なく読んでみたらとてもおもしろかった。まだ途中。
『超整理法』で有名な野口悠紀雄さんのエッセイをまとめたもので、時期としては1997〜1998年に雑誌に掲載されていたものをまとめたもの。この時代の日本の様子がわかって新鮮な気持ちになると共に、書かれている物事の考え方が時代は異なれど共通するものがあってとてもとても響いている。
ちなみに本書によると1997年度は日本経済にとってはあまり芳しく無い年が続いていて、山一證券の自主廃業、北海道拓殖銀行の破綻などがあり今までの日本では考えられなかったことが起きた年でもあり、皮肉にも財務省官僚に対する過剰接待のスキャンダルもあったそう。
そして1997年4月1日に消費税が3%→5%になったそうです。2021年3月現在はその倍の10%。景気が良くなっている感覚がないのに消費税はどんどん上がっているよね。
印象的だったのがインターネットがようやく普及してきたタイミングなのかインターネットのことをWWWと表現をしていた。
そして有料情報と無料情報についての考え方の部分もメディアは変われど考え方は一緒でうなってしまった。テレビはコストを気にせずみられるためついつい見すぎてしまうし、人は有料よりも無料の情報の情報に流れてしまう。しかも暇な人ほどテレビを見るのでそういう人は情報の水準が高くないのでどんどん内容も低俗になっているとなっていた。これは置き換えたらテレビと同じくそのまま広告費で稼いでいるYouTubeも同じだよなと。つまりメディアが変わっただけで人はみんなメディアに時間を取られているし、無料な分コスト意識が働かないので過大に時間が取られているんだなと。
これを読んでようやく気がついたのでゾッとした。まさに時間をYouTubeに吸い取られているわたしのことだ。先週のlogはフリだったのかもしれない。
あとは20世紀が終わるタイミングのことも書かれていて、人はみんな節目のこのタイミングで未来について考えるのではと思っていたら、実際は過去の振り返り、懐古がブームになったそう。要因は色々とあったようだけれども1番は景気など先行きがあまり明るくないからではとなっていた。そしてみんな過去を振り返るのが楽しいからとも。それは同意。
野口さんのおすすめの思い出探索法はキーワードに絡めて思い出を探る方法だそう。「公園」とかで思い出すことなどを書き起こしてみるなど確かに楽しそうだし、関連エピソードもあるのでより鮮明に思い出せそう。いつかやってみようと思った。そう考えると時間が足りないね。忙しい。
とにかくこのエッセイ、25年前に書かれているけれどもそこがまた当時の様子がわかって面白いのと、色褪せないテーマもあってとてもとても面白い。
賢い人たちはこうやって物事を考えているのかと、うまく言えないのだけれども自分の思考よりももっと広く深くそして俯瞰的に物事を捉えているのだなと知る本でした。そしてその考え方は25年経過しても色褪せないのね。
◎美味しいレモネードを飲む
タイトルの通り、美味しいレモネードを見つけてハッピーなので記録。瓶のジュースって美味しい。
つまみは干し葡萄に、70%カカオのチョコとホワイトチョコ。お皿は望月万里さんの作品でめっかわ。
いい夜でした。
◎お彼岸のお参り
3/20はお彼岸だったのでお参りに朝イチで行く。
真っ赤な綺麗な花が咲いていて思わずパシャリ。
◎ラベルレスペットボトル
無糖炭酸大好きで、天然水かウィルキンソンを飲んでいるのですがラベルレスのこちらのタイプを見つけて大喜び。しかもなんとセールで500ml×24本で1,578円のタイムセール!明日までのようなので気になる方はぜひ。
そんな感じ。ではでは今週もよろしくお願いします。